入眠障害を治す睡眠薬エスゾピックの正しい服用方法まとめ

エスゾピックの服用方法を知ろう！

エスゾピックは、有名な睡眠薬ルネスタと同じ有効成分エスゾピクロンが含有された睡眠薬で、インターネットで簡単に購入することができます。

ジェネリック薬のため、ルネスタに比べて安価で購入できる点がメリットです。

しかしエスゾピックについて詳しくない人もいるでしょう。

さらに、病院に行って医師からの説明を聞いたうえで処方されるわけでないため、インターネットで購入する場合は飲み方や注意点を独自に押さえておく必要があります。

そこで、この記事でエスゾピックの服用方法をまとめてみました。

まずは用法用量について説明していきます。

エスゾピックは1日何錠服用する？

市販の医薬品を服用する際に用法用量をしっかり確認してから服用する人はそこまで多くないかもしれません。

しかし、エスゾピックは用法用量を守って服用しないと副作用が起きるリスクが高まったり、効果が正常に現れなくなったりする可能性があります。

ここで用法用量をしっかり確認しましょう。

エスゾピックは1日1回1錠を服用してください。

1mgや2mgなど少ない量から服用を開始し、効果が乏しく副作用が現れていない場合のみ最大3mgまで増量できます。

また、65歳以上の高齢者や肝臓・腎臓に障害がある人は1mgから服用を開始し、2mgを超えないようにしてください。

なお、服用タイミングは食後ではなく就寝直前のため、注意してください。

他にも服用する際に注意したほうがよい点がいくつかあります。

どのような点に注意すればよいのでしょうか。

エスゾピック服用時の注意点

そもそもエスゾピックを服用することができない人がいます。

まずは、どのような人が服用することができないのか紹介していきます。

・妊娠中またはその可能性のある女性

・重症筋無力症の人

・急性閉塞隅角緑内障の人

・有効成分エスゾピクロンに対し過敏症の既往歴のある人

上記に該当する人はエスゾピックを服用することができません。

上記の人がエスゾピックを服用すると重篤な副作用が起きるおそれがあるため、注意してください。

また、筋弛緩薬や中枢神経抑制剤を服用している人はエスゾピックとの併用に注意する必要があります。

併用してはいけないわけではありませんが、場合によっては副作用が強まったり効果が正常に現れなかったりする可能性があります。

自分が服用している医薬品が上記の併用注意薬に該当しているか不明な場合は、服用前に医師に相談しましょう。

なお、アルコールとの併用は禁止されています。

アルコールとの相互作用により、エスゾピックの副作用を強めてしまうおそれがあるためです。

利尿作用によって中途覚醒が増える原因にもなるため、エスゾピックを服用する場合は飲酒を避けてください。

次からはエスゾピックの副作用について、みていきましょう。

エスゾピックの副作用

エスゾピックは副作用の少ないことが特徴のひとつですが、まったくないわけではありません。

主な副作用として苦みや頭痛、下痢などがあります。

他の医薬品にありがちな副作用が多いですが、苦みに関しては知っている人が少ないでしょう。

そこで、副作用の苦みに対しての対処法を紹介していきます。

エスゾピック服用時に口の中に苦みが残ることがあります。

原因としては医薬品の苦み成分が唾液によって分泌され、そこから感じていると考えられています。

身体の内部から生じている苦みのため、うがいをしても改善することはあまりありません。しかし、起床時に歯磨きをしっかりとおこなうことで軽減される場合があります。

軽減されなかった場合でも苦みのほとんどが一過性のため、時間経過で自然と治っていきます。

我慢できないほどの苦みを感じている際は医師に相談しましょう。

ここでは、エスゾピックの副作用について紹介していきました。

次からはエスゾピックで入眠障害が治らなかった場合の対処法を紹介します。

エスゾピックが効かない場合

エスゾピックの効果には個人差があります。

人によっては効果がほとんどみられない場合もあるでしょう。

そのような場合はどうすればよいのでしょうか。

エスゾピックは入眠障害の改善に最適な睡眠薬です。

超短時間作用型の睡眠薬で即効性があり、早い人で服用から30分ほどで効果が現れます。

そのため、就寝直前に服用することで入眠障害を改善に導くことができるのです。

しかし、入眠障害以外の不眠症に対してはあまり効果が見込めません。

そもそも不眠症には入眠障害以外にもいくつか種類があります。

それが「中途覚醒」「早朝覚醒」「熟眠障害」です。

これらの不眠症に対してはエスゾピックを服用してもほとんど効果がないでしょう。

改善するには中間作用型や長時間作用型に分類される睡眠薬を服用する必要があります。

そのため、自分がどの不眠症なのか判断してから服用する睡眠薬を選ばないといけません。

自分の不眠症がどの睡眠障害に該当するのか自分で判断するのが難しい場合は、医師に相談しましょう。

決して自己判断で服用する睡眠薬を選ばないようにしてください。

まとめ

エスゾピックはインターネットで気軽に購入できますが、そのぶん用法用量や副作用など必要な情報を自分で調べる必要があります。

服用前にこの記事を確認して安全にエスゾピックを服用しましょう。

入眠障害にはエスゾピック（S-Zopic）がオススメの睡眠導入剤ですよ！